税金・経理・補助金ツールズ

複利計算ツール(元利合計・単利との差・72の法則)

元本・年利・期間と複利の回数(年1回・半年ごと・毎月・毎日)から、満期の元利合計・利息の合計・単利だった場合との差を計算します。年ごとの残高表と、元本が2倍になる年数(72の法則の概算と正確な値)も並べて出します。毎月の積立と、増えた分への20.315%の税引きも指定できます。入力した金額はブラウザの外へ送信されません。

元本と年利から複利で計算する

入力例:100万円なら 1000000
入力例:年6%なら 6
入力例:30年なら 30
毎月の積立・税引き(任意) 入力例:毎月1万円なら 10000 積立は毎月はじめに入れ、入れた月から同じ条件で増えるとして計算します。

上の計算機の式と、複利と単利のちがいをまとめます(一般的な計算方法の説明であり、特定の金融商品をすすめるものではありません)。

複利の計算式

複利は、ついた利息を元本に組み入れ、次からは利息にも利息がつく増え方です。年利 r・年 n 回の複利で t 年預けると、満期の元利合計は次の式で出ます。

元利合計 = 元本 ×(1 + r ÷ n)n × t

三井住友銀行の例では、100万円を年6%・年1回の複利で預けると、1年後は106万円、2年後は106万円に6万3,600円の利息がついて112万3,600円になります。この計算機に同じ条件を入れると、0年後から30年後までの残高が銀行の公表した表と1円単位で一致します(表は円未満を四捨五入しているので、この計算機も途中では丸めず、表示のときだけ四捨五入しています)。

複利と単利のちがい

単利は、最初の元本にだけ利息がつく増え方です。100万円・年6%なら、毎年6万円ずつ同じ額が増えます。複利は利息にも利息がつくので、期間が長いほど差が開きます。

単利 複利(年1回) 100万円 160 179.1 220 320.7 280 574.3 預けた時 10年後 20年後 30年後 単位: 万円(複利は円未満四捨五入の残高を0.1万円単位で表示)
100万円・年6%の例(三井住友銀行の表と同じ条件)。30年後、単利は元本の2.8倍、複利は5.7倍です。

三井住友銀行の表では、単利の残高が2倍(200万円)を超えるのは17年後の202万円ですが、複利は12年後に201万2,196円と2倍を超え、30年後には単利の280万円に対して574万3,491円になります。

1年だけ・年1回の複利なら、利息が組み入れられる前に満期になるので、単利と同じ金額になります(100万円・年6%なら、どちらも106万円)。

複利の回数(年1回・半年・毎月・毎日)

同じ年利でも、利息を組み入れる回数が多いほど少しだけ多く増えます。1回あたりの利率は年利を回数で割ったものです(年6%・毎月なら1か月0.5%)。100万円・年6%で1年後の元利合計を比べると、次のとおりです。

複利の回数1回あたりの利率1年後の元利合計
年1回6%1,060,000円
半年ごと(年2回)3%1,060,900円
毎月(年12回)0.5%1,061,678円
毎日(年365回)6% ÷ 3651,061,831円

実際の預金で何回組み入れるか(利払いの回数)は、商品ごとに決まっています。手元の商品の説明書で確かめてから選んでください。

72の法則(2倍になる年数)

72の法則は、72 ÷ 年利(%)で元本が約2倍になる年数を出す概算です。三井住友銀行の例では、年6%なら72 ÷ 6 = 12年、年3%なら72 ÷ 3 = 24年です。

正確な年数は、log 2 ÷(n × log(1 + r ÷ n))で出せます。年6%・年1回なら約11.9年で、銀行の表でも11年後(189万8,299円)はまだ2倍に届かず、12年後に2倍を超えます。年利が高くなるほど72の法則の概算はずれやすくなるので、この計算機は概算と正確な値を並べて出します。

毎月の積立を足すとき

毎月の積立額を入れると、元本に加えて毎月はじめに同じ額を入れ、入れた月から同じ年利・同じ複利の回数で増えるとして計算します。年1回の複利なら、1か月あたりの増え方は(1 + 年利)の12分の1乗で、積立シミュレーターと同じ計算です。単利と比べるときは、元本と各月の積立それぞれに、入れた月からの月数分だけ利息をつけます。

税金(20.315%)の引き方

預金の利息は、受け取るときに所得税・復興特別所得税15.315%と地方税5%、あわせて20.315%が差し引かれます(国税庁タックスアンサーNo.1310)。上場株式等の譲渡益も、所得税15%・住民税5%に、所得税の2.1%の復興特別所得税を加えた20.315%です(No.1463)。どちらも税金がかかるのは増えた分(利息・利益)だけで、元本にはかかりません。

令和9年分からは防衛特別所得税が創設され、復興特別所得税の税率が引き下げられますが、国税庁は両方の合計税率に変更はないとしています(No.1310)。

よくある質問

複利と単利はどれくらい差がつきますか?

期間が長いほど差が開きます。三井住友銀行の例(100万円・年6%・年1回)では、30年後に単利は280万円、複利は574万3,491円で、差は294万円あまりです。

年利を12で割って毎月の複利にしてよいですか?

「年利6%・毎月複利」のように、年利が年12回の組み入れを前提に決められている場合は12で割った0.5%が1か月の利率です。年1回の複利で年6%増えるものを毎月に直すときは、12で割らずに(1.06)の12分の1乗から1を引いた約0.487%になります。

毎月積み立てる投資信託のシミュレーションもできますか?

毎月の積立額を入れれば計算できます。信託報酬の差やNISA・特定口座の税金まで比べるなら積立シミュレーターを使ってください。

出典

三井住友銀行の公表した表(100万円・年6%・30年分)をこの計算機で1円単位まで再現し、税率は国税庁の公表資料で確認。

このページは一般的な計算方法の説明です。将来の利回りを示すものではなく、個別の金融商品の選び方・税務の相談への回答ではありません。

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