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eMAXIS Slim S&P500 vs iFreeNEXT FANG+|構成・費用・実績を比較

2023-09-11〜2026-09-11に100万円を一括投資し、税引前分配金を再投資した場合、終了時評価額はeMAXIS Slim S&P500が1,850,775円、iFreeNEXT FANG+が2,461,763円でした。差の610,988円は、この期間に限った運用実績の差です。

直近1年(2025-09-11〜2026-09-11)の騰落率はeMAXIS Slim S&P500が+22.98%、iFreeNEXT FANG+が+20.05%で、順序が逆になります。貸付時の追加分を除く運用管理費用は、eMAXIS Slim S&P500が年0.0814%以内(段階制)、iFreeNEXT FANG+が年0.7755%です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とiFreeNEXT FANG+インデックスを比較します。同じ指数の費用比較ではなく、投資対象の範囲や銘柄構成も比較に含めます。いずれも為替ヘッジを原則行わない通常型です。

同じ期間の100万円を、分配金再投資で比較する

項目eMAXIS Slim S&P500iFreeNEXT FANG+
比較期間2023-09-11〜2026-09-112023-09-11〜2026-09-11
累積騰落率+85.08%+146.18%
年率換算(複利)+22.77%+35.02%
100万円の終了時評価額(売却前)1,850,775円2,461,763円
比較期間内の最大下落率-24.08%-30.39%
直近1年の騰落率+22.98%+20.05%

直近1年は2025-09-11〜2026-09-11。最大下落率は比較期間内のそれまでの高値から、その後の安値までの下落を日次で測定。設定来の最悪値や将来の損失上限ではありません。年率は複利換算で、比較期間の暦日数(1,096日)を365.25日で割った年数(3.00年)で計算しています。毎年同率だったという意味ではありません。

3000開始日終了日
開始日を100に統一。実線:eMAXIS Slim S&P500。破線:iFreeNEXT FANG+。税引前の分配金を再投資した推移です。期間と数値は直上の表に記載。

目論見書の料率と、運用報告書の実績を分けて見る

項目eMAXIS Slim S&P500iFreeNEXT FANG+
運用管理費用(税込年率・貸付時の追加分を除く)0.0814%以内(段階制)0.7755%
総経費率(実績・年率)0.07953%0.78%
投資対象・連動対象S&P500NYSE FANG+
為替ヘッジ/倍率原則なし/通常型原則なし/通常型

表の総経費率は年率の実績で、対象期間はeMAXIS Slim S&P500が2025/4/26〜2026/4/27、iFreeNEXT FANG+が2025/1/31〜2026/1/30です。購入時手数料、売買委託手数料、有価証券取引税は原則として含まれません。

対象期間、年率表示、含まれる費用の範囲をそろえて読む必要があります。

表の総経費率は、交付目論見書の(参考情報)欄に載っている、直近の運用報告書の作成対象期間の実績値です。eMAXIS Slim S&P500の0.07953%は同じ欄にある詳細な値で、小数第2位までの表示は0.08%です。iFreeNEXT FANG+は小数第2位までの公表なので、小数第3位以下の差は比べられません。

2本とも、交付目論見書でNISAの成長投資枠とつみたて投資枠の対象とされていますが、販売会社により取扱いが異なる場合があります。確かめた交付目論見書の使用開始日は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が2026年7月25日、iFreeNEXT FANG+インデックスが2026年4月24日です。

FANG+の10社への集中を、比較相手の投資範囲と比べる

iFreeNEXT FANG+は、ICEが公表する10社への等金額配分を基本とする指数を対象とします。NYSE FANG+指数は、3・6・9・12月の四半期ごとの再構成で各銘柄を10%ずつの等金額配分に戻しますが、その後の株価変動で比率が変わります。米国の企業に投資するという共通点だけでは、もう一方のファンドと同じ分散にはなりません。

NYSE FANG+指数では、メタ・アップル・アマゾン・ネットフリックス・マイクロソフト・アルファベットAの6銘柄を原則として採用しますが、採用基準を外れた銘柄は順位づけによる候補と入れ替わります。残る4銘柄は、NYSE FANG+指数の四半期ごとの再構成で、総合順位10位以内の既存銘柄を維持したうえで、順位の高い候補から補充されます。

S&P500型は米国の大型株を中心とする指数が対象で、FANG+とは業種や銘柄の範囲が異なります。FANG+の構成企業がS&P500にも含まれる場合、2本の併用で、その企業群への配分が増えます。別の名前のファンドを追加しただけで、重複がなくなるわけではありません。

ここで比較するFANG+は通常型です。名前が似ている「iFreeレバレッジ FANG+」の倍率や為替ヘッジ、借入などの条件は、この比較には当てはまりません。ファンド名のiFreeNEXTまで確かめると混同を避けられます。

比較相手を米国株式のS&P500ではなく全世界株式に替えた比較は、eMAXIS Slimオルカン vs iFreeNEXT FANG+に分けています。比較期間がこの記事とは別なので、評価額どうしを並べるのではなく、それぞれの記事の中で読んでください。

料率の差と、実際の運用成績の差は別に読む

eMAXIS Slim S&P500の運用管理費用は、貸付時の追加分を除いて年0.0814%以内(段階制)、iFreeNEXT FANG+は年0.7755%です。段階制の信託報酬は、純資産の区分ごとに異なる率が適用されます。「以内」とした率は段階制で最も高い区分の率なので、この2つの表示を引いた値が実際の年間費用差になるとは限りません。実際の負担を読むときには、対象期間が明記された総経費率も併せて確認します。

表の運用管理費用は、有価証券の貸付を行った場合に追加される額を含まない率です。eMAXIS Slim S&P500の交付目論見書は、有価証券の貸付の指図を行った場合、ファンドとマザーファンドの品貸料のうちファンドに属するとみなした額の49.5%(税抜45.0%)以内を運用管理費用に追加すると定めています。iFreeNEXT FANG+の交付目論見書には、品貸料についての記載がありません。

総経費率の対象期間が一致しない場合、その差には年度や運用状況の違いも入ります。

共通期間全体と直近1年では、2本の実績の順序が逆になっています。開始日を変えると評価が変わる例として、両方の数値を表に掲載しました。

計算条件と、この比較からは分からないこと

対象選定には2026年9月7日〜11日の週間買付・販売金額上位10本を使いました。eMAXIS Slim S&P500はSBI証券2位・楽天証券2位、iFreeNEXT FANG+はSBI証券5位・楽天証券7位です。順位は対象を選んだ根拠で、商品の推奨順位ではありません。

比較期間は2023年9月11日〜2026年9月11日です。2026年9月13日に取得した日次データを使い、次のように決めました。

出典に記載した運用会社の公式サイトが提供する基準価額データから、税引前分配金を再投資した実績を比較しました。日次の表示精度に伴う端数があるため、小さな金額差は概算として読んでください。

終了時評価額は100万円×終点の再投資基準価額÷起点の再投資基準価額で計算しています。運用中に基準価額から差し引かれた信託報酬等を、もう一度引いていません。投資者の購入・換金時の負担と税金は含まないため、実際に受け取る手取り額とは異なります。

開始日を変えれば実績差も変わります。費用、投資対象、下落率を示すところまでとし、総合順位や購入判断にはまとめていません。総経費率は次の運用報告書が公表された時点で、実績比較は四半期ごとに期間を更新する対象です。

積立額と仮定の年率から将来額を計算する

シミュレーターに入れる年率は仮定です。過去の実績が将来も続く前提にはしないでください。

よくある質問

この2本は同じ指数のファンドですか?

eMAXIS Slim S&P500はS&P500、iFreeNEXT FANG+はNYSE FANG+が投資対象・連動対象です。実績差には費用以外に投資範囲や配分の違いも含まれます。

表の金額は売却して受け取れる手取り額ですか?

違います。税引前の分配金を再投資した基準価額の比較です。購入・換金時の手数料や信託財産留保額、投資者ごとの税金は含みません。運用中に基準価額へ反映された費用を二重に引いてはいません。

総経費率が低い方が必ず上回りますか?

必ずとは言えません。同一指数でも資金管理や評価の差があり、異なる指数なら銘柄構成の差も加わります。費用と実績を別の表で確認し、過去の差を将来の利益差とは扱わない比較です。

次に読む

出典

本記事は一般的な情報提供を目的とし、特定の金融商品の取得・売買を勧めるものではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言を行うものでもありません。数値は記載した期間の過去の実績であり、将来の運用成果を示しません。費用・運用方針は変更されるため、最新の交付目論見書をご確認ください。

資料確認日: 2026年9月13日。運用会社の交付目論見書・運用報告書・基準価額データ。

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