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雪だるま(全世界株式) vs eMAXIS Slimオルカン|費用と実績を比較

結論から言うと、2023年9月29日〜2026年9月30日に100万円を一括で投資し、税引前の分配金を再投資した場合の終了時評価額は、雪だるま(全世界株式)が1,876,195円、eMAXIS Slimオルカンが1,907,384円でした。同じ期間の最大下落率は雪だるま(全世界株式)が-20.83%、eMAXIS Slimオルカンが-20.51%です。

投資先ETFの報酬を含む実質的な負担は、雪だるまが年0.1022%程度、オルカンが年0.05775%以内(段階制)です。連動対象は雪だるまがFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス、オルカンがMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスで、同じ「全世界株式」でも指数が違います。

基準価額は運用会社が公表する分配金再投資基準価額(雪だるま(全世界株式)は、ウエルスアドバイザーが配信する基準価額と日々の騰落率から計算した、税引前の分配金再投資ベースの値)の2026年9月30日までのデータ、費用は2026年10月1日に確認した交付目論見書・交付運用報告書・月次レポートの記載です。どちらかの購入や売却を勧めるものではなく、資料で確かめられる事実を並べています。

同じ期間の100万円を、分配金再投資で比べる

項目雪だるま(全世界株式)eMAXIS Slimオルカン
比較期間2023年9月29日〜2026年9月30日2023年9月29日〜2026年9月30日
累積騰落率+87.62%+90.74%
年率換算(複利)+23.31%+23.99%
100万円の終了時評価額(売却前)1,876,195円1,907,384円
比較期間内の最大下落率-20.83%-20.51%
直近1年の騰落率(2025年9月30日〜)+24.10%+24.27%

最大下落率は、比較期間内のそれまでの高値から、その後の安値までの下落を日次で測った値です。設定来の最悪値や将来の損失の上限ではありません。年率は複利換算で、比較期間の暦日数(1,097日)を365.25日で割った年数(3.00年)で計算しています。毎年同じ率で増えたという意味ではありません。

20010050開始日終了日
開始日(2023年9月29日)を100に統一。実線:雪だるま(全世界株式)。破線:eMAXIS Slimオルカン。税引前の分配金を再投資した推移で、数値は直上の表のとおりです。

目論見書の料率と、総経費率の実績を分けて見る

項目雪だるま(全世界株式)eMAXIS Slimオルカン
信託報酬(税込年率・ファンド本体)年0.0682%(国内ファンド分)年0.05775%以内(段階制)
投資先ETF等を含む実質的な負担年0.1022%程度(投資先ETF年0.034%程度を含む)上と同じ(ETFを経由しない)
総経費率(実績・年率)0.10%0.07061%
総経費率の対象期間2024/11/13〜2025/11/122025/4/26〜2026/4/27
連動対象・投資対象FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(配当込み、円換算ベース)MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
為替ヘッジなし(属性区分)原則なし
決算年1回(11月12日。休業日の場合は翌営業日)年1回(4月25日。休業日の場合は翌営業日)
設定日2017年12月6日2018年10月31日
購入時手数料/信託財産留保額なし/なしなし/なし

総経費率には、原則として購入時手数料、売買委託手数料、有価証券取引税が含まれません。対象期間と、含まれる費用の範囲をそろえて読む必要があります。

表の総経費率は、直近の運用報告書の作成対象期間の実績値で、交付目論見書の(参考情報)欄に載っている値です。eMAXIS Slimオルカンの0.07061%は交付目論見書が載せている小数第5位までの詳細な値で、同じ欄の小数第2位までの表示では0.07%です。2本で表示の桁数が違うため、小数第3位以下の差は比べられません。

雪だるま(全世界株式)の交付目論見書は、有価証券の貸付の指図を行った場合、ファンドの品貸料およびマザーファンドの品貸料のうちファンドに属するとみなした額の55.0%(税抜50.0%)以内の額が運用管理費用(信託報酬)に追加されると定めています。eMAXIS Slimオルカンの交付目論見書は、有価証券の貸付の指図を行った場合、ファンドの品貸料およびマザーファンドの品貸料のうちファンドに属するとみなした額の49.5%(税抜45.0%)以内の額が運用管理費用(信託報酬)に追加されると定めています。表の信託報酬と実質的な負担は、貸付を行った場合のこれらの額を含まない率です。

3本のETFで組む雪だるま、3つのマザーファンドで組むオルカン

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、全世界の大型・中型・小型株の市場の動きを表す指数で、先進国株式と新興国株式を対象にします。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは、世界の先進国・新興国の株式で構成される指数です。

雪だるまはマザーファンドを通じて3本の海外ETFに投資し、基本投資割合はバンガード・モーニングスター・トータル・ストック・マーケットETFが60%、State Street SPDR ポートフォリオ 先進国株式(除く米国)ETFが30%、同 新興国株式ETFが10%です。基本投資割合は、ベンチマークへの連動を目的として変える場合があります。2026年8月31日基準の実際の組入比率は59.97%、29.75%、9.99%でした。

2026年8月31日雪だるまオルカン
米国(アメリカ)の比率59.30%62.8%
日本の比率6.51%5.0%

雪だるまの比率はETFの株式評価額に対する割合、オルカンは純資産総額に対する割合で、分母が違うため小さな差は比べられません。比較期間(2023年9月29日〜2026年9月30日)の日次騰落率の相関は0.9772で値動きは近く、実績の差には費用のほか指数と構成の違いが含まれます。

ETFの報酬を含めるかで、比べる数字が変わる

雪だるまは国内ファンド分の信託報酬が年0.0682%、投資先ETFの報酬が年0.034%程度で、実質的な負担は年0.1022%程度です。オルカンは純資産総額に応じた段階制で、5,000億円未満の部分が年0.05775%、5,000億円以上1兆円未満の部分が年0.05764%、1兆円以上の部分が年0.05753%です。交付目論見書は、純資産総額が10兆9,000億円・11兆4,000億円・11兆9,000億円の例で、実質信託報酬率をいずれも年0.05755%としています。

直近の運用報告書の作成対象期間の総経費率は、雪だるま(全世界株式)が0.10%(2024/11/13〜2025/11/12)、eMAXIS Slimオルカンが0.07061%(2025/4/26〜2026/4/27)です。総経費率は2本で対象期間が約半年ずれています。雪だるまの総経費率には、投資先ファンドにかかる費用が含まれています。

計算条件と、この比較からは分からないこと

2026年10月1日に取得した日次データを使い、2023年9月29日以降で、2本とも基準価額がある日だけを比べました。2本とも終点の3年前より前に設定されているため、起点は2023年9月29日です(3年前にあたる2023年9月30日が土曜日のため、その前の営業日)。終点は月末の2026年9月30日に固定しました(取得したデータに10月1日分がある場合も、9月末で区切っています)。

終了時評価額は「100万円×終点の再投資基準価額÷起点の再投資基準価額」で計算しました。基準価額は信託報酬などを差し引いた後の値なので、費用をもう一度引いてはいません。購入時・換金時の手数料と投資者ごとの税金は含めていないため、実際に受け取る手取り額とは異なります。

開始日を変えれば実績の差も変わります。この記事は費用・投資対象・下落率を並べるところまでとし、総合順位や購入判断にはまとめていません。総経費率は次の運用報告書が出た時点で、実績は四半期ごとに期間を更新する予定です。

積立額と仮定の年率から将来額を計算する

シミュレーターに入れる年率は仮定です。過去の実績が将来も続く前提にはしないでください。

よくある質問

Q. 雪だるまとオルカンは同じ指数ですか?

A. 違います。雪だるまはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス、オルカンはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指します。

Q. 費用はどちらが低いですか?

A. 投資先ETFの報酬を含む実質的な負担は、雪だるまが年0.1022%程度、オルカンが年0.05775%以内です。総経費率は0.10%(2024年11月13日〜2025年11月12日)と0.07061%(2025年4月26日〜2026年4月27日)です。

Q. 表の評価額は売却して受け取れる金額ですか?

A. 違います。税引前の分配金を再投資した基準価額で計算した売却前の金額です。購入時・換金時の手数料や投資者ごとの税金は含みません。基準価額に反映済みの信託報酬を二重に引いてもいません。

Q. 3年の実績の差はどのくらいですか?

A. 2023年9月29日〜2026年9月30日の100万円の終了時評価額は、雪だるまが1,876,195円、オルカンが1,907,384円でした。

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出典

本記事は一般的な情報提供を目的とし、特定の金融商品の取得・売買を勧めるものではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言を行うものでもありません。数値は記載した期間の過去の実績であり、将来の運用成果を示しません。費用・運用方針は変更されるため、最新の交付目論見書をご確認ください。

資料確認日: 2026年10月1日。運用会社の交付目論見書・交付運用報告書・月次レポートと、基準価額データ(雪だるま(全世界株式)はウエルスアドバイザー配信、もう1本は運用会社公表)。

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