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たわらノーロード先進国株式 vs eMAXIS Slim先進国株式|費用と実績

結論から言うと、2023年9月29日〜2026年9月30日に100万円を一括で投資し、税引前の分配金を再投資した場合の終了時評価額は、たわらノーロード先進国株式が1,889,253円、eMAXIS Slim先進国株式が1,891,292円でした。差は2,039円で、累積騰落率の差は0.20ポイントでした。

2本とも日本を除く先進国株式のMSCIコクサイ・インデックスへの連動を目指します。為替ヘッジは2本とも原則として行いませんが、たわらの交付目論見書は、金利・為替状況によってはヘッジを実施する可能性があると書いています。信託報酬の上限はどちらも年0.09889%で、eMAXIS Slimは純資産総額に応じて率が下がる段階制です。

基準価額は各運用会社が公表する分配金再投資基準価額の2026年9月30日までのデータ、費用は2026年10月1日に確認した交付目論見書・交付運用報告書・月次レポートの記載です。どちらかの購入や売却を勧めるものではなく、資料で確かめられる事実を並べています。

同じ期間の100万円を、分配金再投資で比べる

項目たわらノーロード先進国株式eMAXIS Slim先進国株式
比較期間2023年9月29日〜2026年9月30日2023年9月29日〜2026年9月30日
累積騰落率+88.93%+89.13%
年率換算(複利)+23.59%+23.64%
100万円の終了時評価額(売却前)1,889,253円1,891,292円
比較期間内の最大下落率-21.60%-21.60%
直近1年の騰落率(2025年9月30日〜)+22.00%+22.03%

最大下落率は、比較期間内のそれまでの高値から、その後の安値までの下落を日次で測った値です。設定来の最悪値や将来の損失の上限ではありません。年率は複利換算で、比較期間の暦日数(1,097日)を365.25日で割った年数(3.00年)で計算しています。毎年同じ率で増えたという意味ではありません。

20010050開始日終了日
開始日(2023年9月29日)を100に統一。実線:たわらノーロード先進国株式。破線:eMAXIS Slim先進国株式。税引前の分配金を再投資した推移で、数値は直上の表のとおりです。

目論見書の料率と、総経費率の実績を分けて見る

項目たわらノーロード先進国株式eMAXIS Slim先進国株式
信託報酬(税込年率・ファンド本体)年0.09889%以内(2026年7月14日現在0.09889%)年0.09889%以内(段階制)
総経費率(実績・年率)0.11%0.10312%
総経費率の対象期間2024/10/16〜2025/10/142025/4/26〜2026/4/27
連動対象・投資対象MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
為替ヘッジ原則なし(金利・為替状況により実施の可能性あり)原則なし
決算年1回(10月12日。休業日の場合は翌営業日)年1回(4月25日。休業日の場合は翌営業日)
設定日2015年12月18日2017年2月27日
購入時手数料/信託財産留保額なし/なしなし/なし

総経費率には、原則として購入時手数料、売買委託手数料、有価証券取引税が含まれません。対象期間と、含まれる費用の範囲をそろえて読む必要があります。

表の総経費率は、直近の運用報告書の作成対象期間の実績値で、交付目論見書の(参考情報)欄に載っている値です。eMAXIS Slim先進国株式の0.10312%は交付目論見書が載せている小数第5位までの詳細な値で、同じ欄の小数第2位までの表示では0.10%です。2本で表示の桁数が違うため、小数第3位以下の差は比べられません。

たわらノーロード先進国株式の交付目論見書には、品貸料についての記載がありません。eMAXIS Slim先進国株式の交付目論見書には、品貸料についての記載がありません。

同じ指数・同じ上限料率で、残る差は何か

たわらノーロード先進国株式とeMAXIS Slim先進国株式インデックス(除く日本)は、どちらもMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)を連動対象にしています。たわらは外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンドを、eMAXIS Slimは外国株式インデックスマザーファンドを通じて運用します。

eMAXIS Slim先進国の2026年8月31日現在の組入銘柄数は1,112銘柄で、国・地域別ではアメリカが75.5%です。

比較期間(2023年9月29日〜2026年9月30日)の日次騰落率の相関は1.0000で、値動きはほぼ同じでした。わずかな差には、信託報酬の段階制、その他の費用、資金の出入りへの対応などが関わり得ますが、資料からどれか1つの要因に特定することはできません。

起点をずらしても差は小さい

起点年率の差(たわら−eMAXIS Slim)
2023年9月29日-0.044ポイント
2024年5月9日-0.047ポイント
2024年12月9日-0.029ポイント
2025年7月16日-0.025ポイント
2026年2月24日-0.026ポイント

終点を2026年9月30日に固定し、起点を5通りに変えて年率の差を計算しました。どの起点でも差は0.1ポイント未満です。5通りすべてで、たわらの年率がわずかに低い結果でした。

上限は同じでも、段階制で実際の率が下がる

たわらの信託報酬は年0.09889%以内で、2026年7月14日現在は年0.09889%です。eMAXIS Slim先進国の2026年9月30日の純資産総額は13,598.57億円(運用会社の基準価額データ)です。eMAXIS Slimは5,000億円未満の部分が年0.09889%、5,000億円以上1兆円未満の部分が年0.09823%、1兆円以上の部分が年0.09757%の段階制です。交付目論見書は、純資産総額8,000億円で0.09865%、1兆3,000億円で0.09834%、1兆8,000億円で0.09812%という実質信託報酬率の例を載せています。

直近の運用報告書の作成対象期間の総経費率は、たわらノーロード先進国株式が0.11%(2024/10/16〜2025/10/14)、eMAXIS Slim先進国株式が0.10312%(2025/4/26〜2026/4/27)です。対象期間が半年ずれているため、総経費率の差をそのまま今の費用差とは読めません。

計算条件と、この比較からは分からないこと

2026年10月1日に取得した日次データを使い、2023年9月29日以降で、2本とも基準価額がある日だけを比べました。2本とも終点の3年前より前に設定されているため、起点は2023年9月29日です(3年前にあたる2023年9月30日が土曜日のため、その前の営業日)。終点は月末の2026年9月30日に固定しました(取得したデータに10月1日分がある場合も、9月末で区切っています)。

終了時評価額は「100万円×終点の再投資基準価額÷起点の再投資基準価額」で計算しました。基準価額は信託報酬などを差し引いた後の値なので、費用をもう一度引いてはいません。購入時・換金時の手数料と投資者ごとの税金は含めていないため、実際に受け取る手取り額とは異なります。

開始日を変えれば実績の差も変わります。この記事は費用・投資対象・下落率を並べるところまでとし、総合順位や購入判断にはまとめていません。総経費率は次の運用報告書が出た時点で、実績は四半期ごとに期間を更新する予定です。

積立額と仮定の年率から将来額を計算する

シミュレーターに入れる年率は仮定です。過去の実績が将来も続く前提にはしないでください。

よくある質問

Q. 2本は同じ指数ですか?

A. 同じです。どちらもMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指し、日本を除く先進国の株式に投資します。

Q. 信託報酬は同じですか?

A. 上限はどちらも年0.09889%です。eMAXIS Slimは純資産総額に応じて率が下がる段階制で、交付目論見書には純資産総額1兆3,000億円で0.09834%という例があります。

Q. 表の評価額は売却して受け取れる金額ですか?

A. 違います。税引前の分配金を再投資した基準価額で計算した売却前の金額です。購入時・換金時の手数料や投資者ごとの税金は含みません。基準価額に反映済みの信託報酬を二重に引いてもいません。

Q. 実績の差はどれくらいですか?

A. 2023年9月29日〜2026年9月30日の100万円の終了時評価額の差は2,039円でした。日次騰落率の相関は1.0000です。

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出典

本記事は一般的な情報提供を目的とし、特定の金融商品の取得・売買を勧めるものではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言を行うものでもありません。数値は記載した期間の過去の実績であり、将来の運用成果を示しません。費用・運用方針は変更されるため、最新の交付目論見書をご確認ください。

資料確認日: 2026年10月1日。運用会社の交付目論見書・交付運用報告書・月次レポートと、運用会社公表の基準価額データ。

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